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平成29年度 春季シンポジウム 「低炭素社会の実現に向けて」〜廃棄物処理と温暖化対策〜

2017年04月24日

2015年9月に開かれた国連持続可能な開発サミットは、国連持続可能な開発目標SDGsを採択しました。その中には温室効果ガス排出削減も廃棄物の適正管理も入っています。また2016年11月にはすべての国が参加する公平な実効性のある温暖化ガスの削減の法的な枠組みとしてパリ協定が発効しました。資源の浪費、すなわち廃棄物問題に対して求められる廃棄物マネジメントは、温暖化対策に配慮しながら資源を大切にする3Rの推進と適正処理の確保を両輪とした循環型社会の構築であると言えるでしょう。廃棄物処理を行う目的は、基本的には生活環境の保全と公衆衛生の向上であり、そのためには処理施設が必要不可欠です。整備された廃棄物処理施設はしっかりした計画、設計に基づいて建設、運転され、安全で安定した廃棄物処理サービスを効率よく提供することが求められています。それをある程度担保するために、「ごみ処理施設整備の計画・設計要領」が出されていますが、2017年に「ごみ処理施設整備の計画・設計要領2017改訂版」として刊行されました。

 こうした背景のもと、本シンポジウムを企画しました。環境省からは「廃棄物処理における国の重点施策」を、川崎市からは「廃棄物処理施設からのエネルギー活用と温暖化対策」を、東京電機大学の加藤教授からは、「再生可能エネルギーとしてのごみ発電の高度利用」を、日本環境衛生施設工業会技術委員会には「エネルギー活用や省エネを考慮した施設整備への計画設計要領の活用」について解説していただきます。最後に講師の皆さんと、「廃棄物処理と温暖化対策」について議論します。


【日時】平成29年6月23日(金) 13:30〜16:30

【場所】北(ほく)とぴあ つつじホール(東京都北区王子1-11-1)

【参加費】日本ガス協会正会員:3,000円 協力団体会員及び日本ガス協会賛助会員:5,000円
非会員:10,000円 自治体職員:4,000円 学生:2,000円

【定員】300名(申込み締切6月20日(火)座席の都合上、定員になり次第締め切らさせていただきます)

詳しくは、以下「シンポジウム案内」をご覧ください。

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